病気と治療について

先進のレーザー治療

パル動物病院には最先端のレーザー機器が3台あります。 炭酸ガスレーザーメス CVL-3020、半導体レーザーメス DVL-20、半導体レーザー治療器 CTS-S。この3台を使って、先進のレーザー治療をご提供させて頂いています。小さな病院なのに3台もの、しかも最…

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ICG修飾リポソームによる光免疫誘導治療について

これは現在治験段階の治療法です。全国で200施設程の動物病院が参加しており、パル動物病院も比較的に早くから参加させて頂いています。治験段階ですので、これで治りますとは言えませんが、麻酔や手術を必要としない治療法で大きな可能性を秘めていると思いますので、ご紹介さ…

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耳に肥満細胞腫ができたフレンチブルドックのB君

手術したら耳が無くなっちゃうよ。 ということでICG-Lipoによる光免疫誘導治療を選択しました。   小さい腫瘤だったのですぐに脱落。再発もありません。

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前足の肉球の横に直径4mm程の肥満細胞腫ができた猫のA君

手術したら機能障害がおきそうな場所なのでICG-Lipoによる光免疫誘導治療を選択しました。   治療中は腫瘤の部分だけ障害されているようで、黒く壊死状になっています。周辺の正常組織も同じ量のレーザーが照射されているはずですが全く影響がありません。 …

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手術について

手術が必要になった症例で飼主さんに手術の説明をさせて頂いていると、「手術がかわいそうだ」と嘆かれる飼主さんや、「かわいそうだから」と手術を躊躇される飼主さんがたまにいらっしゃいます。 たしかに手術は「かわいそう」ではありますが、なによりも「かわいそう」なのは、…

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麻酔について

麻酔をかけて手術や検査というと不安に感じますか?   現代の麻酔薬と麻酔方法は一昔前に比べると格段に安全性が高くなってきました。 とは言うものの、世界的に見ても麻酔事故は「ゼロ」ではありません。   パル動物病院では麻酔事故を限りなく「ゼロ…

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歯周病

歯周病、歯石除去 2歳以上の犬猫の80%近くは歯周病に罹患しているといわれています。歯周病は放置しておくと全身的ないろいろな病気を引き起こし命取りにすらなることは人間も動物も同じです。口が臭い、出血する、歯がぐらぐらしている、食べにくそう、食べられない、などの…

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歯が欠けた折れた

第四前臼歯破折、エナメル質剥離   犬や猫など肉食獣の奥歯は機能的には「裂肉歯」といいます。草食獣や人間の奥歯のように食べ物を噛み砕いたり、すりつぶす機能はないので「臼歯」ではないのです。食べ物を飲み込める大きさにまで切り裂く機能しかありません。エナ…

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うさぎの歯はどんどん伸びる!?

臼歯過長 ハムスター・モルモット等のげっし類やうさぎなどかわいらしさと飼いやすさから飼育する方が増えています。なんとこれらの動物達の歯は常生歯といって、どんどん伸びてくるのです。 本来枯れた草などを食べる草食獣ですから、咀嚼にともなって歯が擦り減っていくのを補…

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犬や猫の歯は生え替わる?

乳歯遺残、外科的矯正 犬や猫では、生後3ヶ月頃から乳歯が永久歯に生え替わります。 ここで注意しなければならないのは小型の犬ですが、犬歯の生え替わりがうまくいかないことが少なくありません。犬歯は通常6ヶ月齢くらいで乳歯から永久歯へと生え替わりますが、犬では乳歯と…

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猫のネックリージョン?

歯頚部吸収病変 猫の歯頚部吸収病変といいます。歯と歯肉の境目付近の歯質が吸収されてしまう病気です(意外と多いぞ!!)。手遅れになると、抜歯するしか方法がなくなります。 K藤さんは、最近引越して来られて2匹猫を飼っています。年上の方のタマちゃんの口の中が赤くなっ…

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避妊去勢について

「避妊手術・去勢手術は必要ですか?」 「いつすれば良いですか?」 飼主様から良く受ける質問です。 私は獣医ですので、病気の側面から解説したいと思います。   「避妊や去勢と病気と関係があるんですか?」 それがあるのです。 避妊手術や去勢手術をしたから…

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乳腺腫瘍

これは非常に多い腫瘍で、雌犬の全腫瘍病変の半数以上になると言われています。 人間ではこんなに発症率が多い腫瘍や癌はありませんよね。驚異的な数字だと思いませんか? この乳腺腫瘍は、発症に女性ホルモンの影響を受けていますので避妊手術で防げるのです。 ある研究データ…

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子宮蓄膿症

これは発情後2ヶ月くらいで起こる病気で、子宮内に大量の膿がたまります。 7〜8才以降で発症が多くなります。 続発症として腎炎を併発したり、破裂して腹膜炎を併発したりすることもある厄介な病気です。 手術で卵巣と子宮を摘出することになります。 結局、避妊手術と同じ…

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前立腺肥大

未去勢の雄犬では8才齢以降くらいになると前立腺が男性ホルモンの影響をうけて肥大してきます。 その結果、血尿や排尿障害が起きることがあります。 前立腺炎を起こすこともあります。 発症率は高くないですが、前立腺癌になることもあります。

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