機材・器具
診察室
高出力レーザー治療器CTS-S
最新鋭のレーザー治療器。
810nmと980nmの2波長を備えたデュアルタイプのレーザーで、高出力レーザーの2波長を使い分けることで効果的な治療が短時間で行えます。疼痛緩和、治癒促進、炎症反応抑制、局所血流改善その他様々な効果が期待できます。治療中の動物も気持ち良さそうです。
-
電子体温計First Temp Genius
鼓膜から出る赤外線を使い、約2秒以内に耳道で深部体温を測定します。
-
電子体温計THERMOPET
こちらも非接触の体温計。眼から出る赤外線で検温します。耳と眼とどっちがいーい?
-
-
CCD スコープPet Watcher
耳道や口の中、皮膚の状態を拡大してモニターで確認できます。
-
マイクロチップリーダーLife Chip Reader BioThermo
体温も測れるライフチップバイオサーモに対応したマイクロチップリーダーです。
-
冷温庫VERSOS
医療機器ではありませんが、輸液剤やイヤーローションなどを体温近くまで加温するのに使っています。
ビールを飲み頃に冷やすこともできるらしいですがそちらには使っていませんよ。
血圧計PetMapGII
小型の動物用血圧計です。どこにでも持ち運べるので診察室でも往診でも安定した血圧測定ができます。もちろん手術中の血圧測定も可能です。
先代のPetMapGraphicを買うか1年迷っていたら新型が出て、スマホみたいでGood Design、画面をキャプチャーできる新機能もついていて、即購入。関東圏の動物病院では最初の導入だったそうです。
検査室
血液検査、病理検査
動物の治療はスピードが命!できるだけ多くの検査情報を院内で得られるように各種の機器を導入しています。およそ30分で大方の検査結果が得られます。
-
-
-
血液凝固検査IDEXX コアグDx
今まで検査センターに外注していた血液凝固検査、PT、APTTが院内で測定できるようになりました。抜歯を伴う歯科処置、肝障害のある症例の手術には必須項目です。
-
院内検査情報管理システムIDEXX ベットラボステーション
プロサイトDx、カタリストOne、コアグDxを管理するコンピューターです。すべての検査結果がIDEXX社のクラウドに保存され、過去データを呼び出してグラフ化することなどが出来ます。
-
SNAPテスト読取装置SNAP Pro
フィラリア、FIP、FeLVなどの院内検査SNAPテストの読取装置です。結果はベットラボステーションに保存されます。
-
遠心分離機KUBOTA 3220
ヘマトクリット、血漿蛋白の簡易測定、フィブリノーゲンの測定。
-
顕微鏡Olympus BH-2
病理診断用の高性能顕微鏡。
画像診断、循環器検査
レントゲンのデジタル化によって撮影後直ちに読映ができ迅速な診断が可能になりました。レントゲン、超音波検査ではデジタルデータを大学や高度医療センターに送り的確なサポートを受けることも可能になりました。
-
レントゲンVPX-10
小動物用のレントゲン装置です。
-
-
動物用内視鏡システム動物用ビデオシステムセンターVO-3B
動物用ビデオスコープVQ-8143B動物用のビデオ内視鏡を導入しました。大型犬の十二指腸まで観察可能です。消化管内異物除去をはじめ、消化管の炎症性疾患、腫瘍などの診断に活躍します。
-
内視鏡(Sigmoidoscope)WA 32423
直腸、下降結腸の検査に使用します。
眼科検査
-
スリットランプSL-65
眼瞼、前眼部から晶子体までの検査用。
-
-
-
手術室
手術関係
痛くない、出血が少ない、時間がかからない、を重視しています。高齢動物が増えてきていますので、麻酔無しでも使える機材の導入に力を入れています。
レーザーメスCVL-3020
炭酸ガスレーザーメスは、局所の微小血管、リンパ管、神経を瞬時にシールしながら切開して行きます。
そのため、出血が少なく、術後の痛みや腫れも無く、傷がきれいに治ります。
術後痛くないのが最大のメリット。
出血もほとんどなく、回復も早い。
手術時間も短縮できますので、手術リスクも少なくなります。
スーパーパルスモード搭載で熱損傷がきわめて少ない繊細な切開が可能です。
当院では手術時に第一選択となる手術器具です。
蒸散能力が高いので、皮膚の小さな腫瘤なら無麻酔または局所麻酔併用であっという間に蒸散できます。
-
高周波手術装置VIO300D
超高機能、高性能な電機メス。シャープな切開、ほぼ無血の切開など様々なモードのモノポーラー切開。細かい部位の無血切開が可能なバイポーラーカットのできるバイポーラ。直径7mmまでの血管を一瞬に止血するバイクランプ。出血の多い臓器、大血管の結紮が必要な手術には欠かせない手術器具です。
-
レーザーメスDVL-20
半導体レーザーメスです。切開能力では上の2機種に劣るものの様々な用途があり活躍中。低出力では疼痛緩和・治癒促進治療用にも使えます。悪性腫瘍に対する無麻酔でのレーザーハイパーサーミア、マイルドレーザーサーミア治療。手術しないで椎間板ヘルニアを治療するPLDD。今後ますます出番が増えそうです。
-
耳用内視鏡ビデオオトスコープシステム
耳道用のビデオ内視鏡で、モニターに映る拡大画面でより正確な診断や治療が可能になります。もはや難治性の外耳炎治療には不可欠な機器です。半導体レーザーと組合せて耳道内の腫瘍の蒸散をすることも可能になりました。
-
麻酔関係
安全性の高い装置と術中のモニタリングで安全な麻酔管理をします。
-
ガス麻酔器Bird
体の小さい動物に対する負荷の少ない麻酔装置です。麻酔ガスは安全性の高いイソフルレンを使用しています。
-
イソフルレン気化器Penlon Sigma Delta
麻酔ガスは安全性の高いイソフルレンを使用しています。低流量から安定した麻酔ガス濃度が得られる優れもの。
-
カフ内圧計Endotest
器官内チューブのカフ内圧を適正に調節するために使います。
-
人工呼吸器Bird Mark7
安全性と信頼性の高い人工呼吸器、いつ自発呼吸が止まってもOKです。
-
-
呼吸モニターJ116M
呼吸数をモニターします。
温水循環式加温システムT-Care
主に手術・麻酔中の動物の体温低下を防ぐために使います。24℃から42℃までの温度設定ができます。温度のあがり過ぎを監視するシステムがついています。温水循環式なので感電の心配がありません。
手術・麻酔中の保温システムは今までもいくつも試してきました。電気式の物は、心電図が交流を拾ってしまい、温風循環式の物はうるさい。温水循環式の物も従来の物はかなり大きくて使えない。本機はそれらの問題がありません。手術・麻酔中の低体温症を防いでスムーズな覚醒が得られます。
滅菌関係
完璧な滅菌と除菌は外科の常識。
歯科関係
歯周病予防から高度な歯周外科処置.歯内療法.歯冠修復.矯正治療まで対応しています。
-
-
-
歯科用デジタルX線センサーNAOMI-DX(L)
撮影後直ちに画像を見ることができます。フィルム撮影の必要もなく環境に優しい。
-
入院室
入院室、回復室で使用するICUユニット、輸液ポンプをご紹介します。
-
ICU ユニット
酸素吸入が必要なとき、酸素室として使用します。
-
酸素濃縮装置O2グリーン5
流量5Lの酸素濃縮装置。ICUユニットと組み合わせて使用します。
-
動物用輸液ポンプTOP-221V
静脈内輸液用の輸液ポンプ。小動物専用の安全設計が施されています。
-
動物用輸液ポンプTOP-220V
静脈内輸液用の輸液ポンプ。小動物専用の安全設計が施されています。
-
シリンジポンプTE-332
静脈内への微量輸液に使用する精密な輸液装置です。
-
トリミング室
ペット用マイクロバブル発生装置Pet SPA MODEL101
1/100ミリ以下の超微細な気泡を発生させることにより毛穴の奥の汚れまできれいにすることができます。皮膚病の動物の治療にも使います。マイクロバブルが破裂するときに発生する振動によるマッサージ効果、マイナスイオン効果もあり、ワンちゃんもリラックスできます。