病気と治療について

歯周病

2015.10.02

歯周病、歯石除去

2歳以上の犬猫の80%近くは歯周病に罹患しているといわれています。歯周病は放置しておくと全身的ないろいろな病気を引き起こし命取りにすらなることは人間も動物も同じです。口が臭い、出血する、歯がぐらぐらしている、食べにくそう、食べられない、などの症状があったらもう対応が遅いと言えます。ブラッシングなどのホームケアと獣医師による定期的なケアが必要です。

 

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動物の場合歯石除去は全身麻酔下で行います。

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超音波スケーラーで通水しながら歯石を除去していきます。写真では奥から手前に歯石除去を進めているところです。

奥の方の歯がきれいになっているのがわかりますか?

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仕上げにラバーカップに研磨剤をつけてポリッシュしフッ素コーティングをします。

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処置前と処置後を比べてみてください。ピカピカでしょう!臭いも全くありません!