よくある質問

- 質問
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年をとっているのですけれど麻酔して大丈夫ですか?
体が小さいから他の病院で麻酔は無理と言われたんですが……
- 回答
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年をとっているから、体が小さいからという理由で麻酔をかけることができない、ということはありません。確かに、麻酔のリスクは若干高くなりますが、十分な検査をすれば、麻酔可能であることが少なくありません。
当院では、20才、21才の猫や、体重1kg程度の超小型犬、体重1kgに満たない子猫、などの麻酔は珍しいことではありません。あきらめることはありません。
- 質問
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手術をするのがかわいそうなんですが、手術しないとダメですか?
- 回答
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確かに手術をするのはかわいそうですね。でも、手術をしなければならないような状況にあるということもすでにかわいそうなことですよね。
手術する以外に方法がないのならば、その状態を放置するというのはそれこそとてもかわいそうなことです。手術以外の方法があればそれを積極的に採用しましょう。いずれにしてもよく調べて、よく話し合うことが必要です。
- 質問
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うちの子太っていないか心配です。ダイエットした方が良いかしら?
- 回答
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犬では体脂肪計ができました。猫でも身体計測から体脂肪を推定する方法があります。身体検査とあわせて体脂肪を測ってみましょう。35%以上は肥満ということになります。太り過ぎは慢性病の根源になります。でも慌てないでください。食べ物の内容や運動の内容等しっかりしたプランを立ててじっくりと減量にチャレンジしましょう。
- 質問
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眼が白いような気がする。これって白内障?
- 回答
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白内障は珍しい病気ではありません。残念ながら眼薬で治すことはできませんが、手術をすることも可能ですし、初期に発見できれば進行を遅らせる眼薬を使うこともできます。白内障ではないこともありますから、まず眼の検査をしましょう。瞳孔を開いて検査しますので少し時間がかかります。帰宅するときは明るくない方が良いので、夕方の診察時間に予約を入れてください。
- 質問
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避妊去勢手術っていつ頃したらいいの?しなければいけないもの?
- 回答
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最初の発情がこないうちに手術をすると、性行動に伴う問題行動が起こらない、性ホルモン依存性の疾病に罹患する確率が優位に低くなる、という明らかなメリットがあります。
したがって最近では、早期手術が推奨される傾向があるようです。避妊去勢手術はしなければならないということはありませんが、発情時に家出して事故にあったり、高齢になってから罹患する性ホルモン依存性の病気が多いので、予防的な見地からは、健康なときに早めに実施することをお勧めします。
- 質問
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マイクロチップって痛くないんですか?体にわるくないの?
とれちゃわないんですか?
- 回答
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痛そうに思いますが、実際には予防注射よりも痛がりません。生体への反応は全くありません。体内での移動や脱落もありません。マイクロチップは個体識別の切り札です。
事故や盗難にあった時、地震や台風などの災害時に動物用のシェルターに預ける時には必ず必要になります。最近ではマイクロチップに温度センサーをつけて体温の測定までできるものがあります。