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パル動物病院
〒168-0064 東京都杉並区永福3-51-13
Tel 03-5376-5344

病気について

歯の病気と治療

歯の病気

歯周病、歯石除去

2歳以上の犬猫の80%近くは歯周病に罹患しているといわれています。
歯周病は放置しておくと全身的ないろいろな病気を引き起こし命取りにすらなることは人間も動物も同じです。口が臭い、出血する、歯がぐらぐらしている、食べにくそう、食べられない、などの症状があったらもう対応が遅いと言えます。
ブラッシングなどのホームケアと獣医師による定期的なケアが必要です。

1.動物の場合歯石除去は全身麻酔下で行います。

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2.超音波スケーラーで通水しながら歯石を除去していきます。写真では奥から手前に歯石除去を進めているところです。
奥の方の歯がきれいになっているのがわかりますか?

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3.仕上げにラバーカップに研磨剤をつけてポリッシュしフッ素コーティングをします。

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4.処置前と処置後を比べてみてください。ピカピカでしょう!臭いも全くありません!

歯が欠けた折れた

動物の歯

犬や猫など肉食獣の奥歯は機能的には「裂肉歯」といいます。
草食獣や人間の奥歯のように食べ物を噛み砕いたり、すりつぶす機能はないので「臼歯」ではないのです。食べ物を飲み込める大きさにまで切り裂く機能しかありません。
エナメル質も人間よりもはるかに薄く構造的に弱く、硬いものを噛むには適していません。
ですから、骨や固いおやつやおもちゃを噛むことによって、歯が欠けることがよくあります。

1.これは右上顎第四前臼歯のエナメル質剥離です。
エナメル質がとれて薄い象牙質越しに歯髄がピンク色に透けて見えています。固い牛の蹄のおやつをかじっていて欠けてしまいました。

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2.まずは歯石を取って準備をします。

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3.露出した象牙質の表面を少し切削して、窩洞形成して、歯髄処置をします。
この症例では生活歯髄切断術を実施しました。

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4.エナメル質象牙質にエッチング、プライミング、ボンディングの処置をします。

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5.光重合コンポジットレジンを充填して整形します。

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6.光重合器で可視光線を照射しレジンを重合させます。

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7.修復終了後の状態です。
少し盛り上がらせています。

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8.さらに整形して表面を研磨して完成です。美しい!!

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うさぎの歯はどんどん伸びる!?

うさぎの歯はどんどん伸びる!?

げっし類

ハムスター・モルモット等のげっし類やうさぎなどかわいらしさと飼いやすさから飼育する方が増えています。なんとこれらの動物達の歯は常生歯といって、どんどん伸びてくるのです。

本来枯れた草などを食べる草食獣ですから、咀嚼にともなって歯が擦り減っていくのを補っているわけです。
ところが、ペレットフードが主体になったり、人間の食べ物などを与えていると、歯の磨耗がうまく起こらず咬合不正になることがあります。

K林さんちのピーターちゃんは2才になる雄のうさぎです。(けっこうでかいぞ。)近所に引っ越してこられて、いままでかかりつけだった先生からのご紹介でいらっしゃいました。
最近食が細くなったという事でしたが、調べてみると、上顎前臼歯が頬の方に尖って飛び出していました。早速、尖った部分を少し削って、適正な咬合に近づける処置をしました。
食べ物も改善してかなり良くなってきました。

犬や猫の歯は生え替わる?

犬や猫の歯は生え替わる?

げっし類

犬や猫では、生後3ヶ月頃から乳歯が永久歯に生え替わります。

ここで注意しなければならないのは小型の犬ですが、犬歯の生え替わりがうまくいかないことが少なくありません。
犬歯は通常6ヶ月齢くらいで乳歯から永久歯へと生え替わりますが、犬では乳歯と永久歯がしばらく並んで生えています。

体の小さい小型犬ではこの状態がずっと続いてしまう事があります。
歯周病や重度の咬合不正の原因になりますので、生後7ヶ月位までには処置してあげる必要があります。

Kさんちの小鉄くんは元気でやんちゃな7ヶ月のトイプードルです。
先月から永久歯の犬歯が生えてきましたが、右下顎犬歯以外は、生え替わる気配がありません。

そこで、乳歯の犬歯の抜歯と、上顎犬歯は少し咬合不正ぎみでしたので、歯列の矯正をしました。

ちょっとかわいそうですが、「許せ、小鉄ちゃん君のためじゃ!」
今ではきれいな歯並びのお兄さん犬になっています。(でもまだやんちゃ。)

猫のネックリージョン?

猫のネックリージョン?

歯頚部吸収病変

猫の歯頚部吸収病変といいます。
歯と歯肉の境目付近の歯質が吸収されてしまう病気です。(以外と多いぞ!!)
手遅れになると、抜歯するしか方法がなくなります。

K藤さんは、最近引越して来られて2匹猫を飼っています。
年上の方のタマちゃんの口の中が赤くなっていて、前から気になっていたそうです。
でも、以前かかっていた病院では、タマちゃんは肝臓が悪く麻酔がかけられないと言われていたそうです。

実際に7才前後から肝臓や腎臓が悪くなっている猫は多いものです。
そこで、予防接種の機会に全身詳しく検査しましたところ、肝臓はやや悪いものの麻酔をかけられないほどではないことが判り、さっそく処置しました。

上顎の第4前臼歯には歯石が多量についていて、第3前臼歯は歯肉の増殖がありました。
この歯石の増殖部分にいまわしいネックリージョンがあったのですが、幸い何とか抜歯せずに修復することができました。

処置後はばりばりドライフードが食べられているそうです。

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